美作エリア
美作市の北部に位置する大原地区は、遠く大和朝廷以前の古代の時代より山陽と山陰を結ぶ交通の要所として発展し、江戸時代には鳥取藩主の参勤交代の宿場町となり、本陣・脇本陣が整備され現存しています。
中国山地の寒冷な気候・清冷な地下水、豊かな米に恵まれ、明治初年より酒造りを始めました。当時よりの銘柄「大原白梅」と剣聖宮本武蔵の生誕地にちなんだ「武蔵の里」を製造販売しております。吟醸酒や山廃酛造りなど、手間を惜しまず丁寧な酒造りをモットーに手造り酒をお届けしています。
酒蔵の裏手にあたる国道373号線沿いは駐車場があり、常時試飲の出来る直売店も営業しています。お近くにお越しの折には、どうぞお立ち寄りください。
山廃酛は、昔ながらの手法で時間をかけて時価培養した酛の事で、それを使うと「蔵ぐせ」のきいたお酒に仕上がります。すっきりとした味の中に深みのある酸味がきいています。
アルコール度数高めの原酒で出荷する純米酒。お米だけを原料に、最後まで麹や酛の微生物(酵母)がしっかり働きました。しっかりとした濃酵な味わいです。
〒707-0412 岡山県美作市古町 1655